披露宴イメージ

親族のみの披露宴について

5年ほど前にいとこが結婚しました。
その際、結婚式はハワイで挙げ、その式には親などごく近い親戚のみを呼び、日本に帰ってきてから改めて披露宴を行いました。
この披露宴にも基本的には親族のみを招待していました。
ホテルの小さな部屋を借りての簡単な結婚パーティーという感じだったおかげで、出席した側としても肩の凝らない気楽なものとなりました。
大きなホテルや結婚式会場で盛大な式を上げるのも、それはそれでいいものだと思います。
そんな式にあこがれている方も少なくないでしょう。
しかし一方で、こんな風に親族のみを招いて簡単な結婚式や披露宴を行うのもいいものだと、いとこの披露宴を通して感じました。
まず、それなりに大きな式にすると誰を招待するべきかということで悩まなくてはいけません。
この人を招待するならやはりこの人も呼ばなくてはならないだろう、といった義理などが出てくるからです。
そして、呼ばれる側としても多額のお祝いを持って忙しい中を出席するわけですから、経済的にも時間的にもそれなりの負担になってしまいます。
一方で、身近な親族のみであれば結婚式を開く新郎新婦の側も、呼ばれる側も気心が知れた関係なので緊張せずにすみます。
結婚式当日は何かと忙しく式を楽しむ余裕がない場合もありますが、これならばのんびりと構えていることができます。
特に、披露宴の場合は食事代などいろいろなコストがかさんでしまいますが、参加する人の人数を絞ることができれば、このコストもかなり抑えることができます。
当日も、新郎新婦は通常すべての席をまわってあいさつをしなければなりませんが、人数が少なければ落ち着いて四季を楽しむことができます。
参加する方も、新郎新婦だけでなく他の参加者にも気を使ってお酌をしたりしなければならない場合も多いですが、親族だけであればこういった木津位階も不要となります。
大勢で盛大なパーティーを行えばそれだけ楽しめる部分もありますが、経済的・精神的に大きな負担になることも少なくありません。
親族のみで式を挙げることが必ずしも最善の策だとは思いませんし、人によっていろいろな選択肢があっていいとは思いますが、将来自分が結婚するときにはこういったやり方も視野に入れておきたいな、と感じました。

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