披露宴イメージ

身内だけの披露宴の段取り

就職をして自宅を離れた家族の結婚が決まった。
入籍だけで済ませると本人は言っていたのだが相手が一生に一度の事だからと結婚式を挙げたいと言い出し、身内だけで結婚式と披露宴をとりおこなうことになった。
家族の中に身体の不自由な人間がいるため遠出が無理だという判断で、新郎新婦と新婦の家族が新郎の親が居住する街で披露宴を開催することになった。
主役二人が住んでいる街から親が住む街までは頻繁に通うのは無理な距離である。
そこで自分が親の住んでいる地域にある結婚式の披露宴会場の資料を集めることになった。
たまたま、友人にホテル勤務の人間がいたので、ブライダルスタッフを紹介してもらい話を煮詰めることになった。
身内だけということで人数的には20人程度である。
ホテル側が提案してきたのはホテル内にあるレストランの個室を利用しての披露宴であった。
2時間程度のパーティーで食事はコース料理である。
司会者が式を進行するので身内だけと言ってもそれなりの披露宴の格好が保たれる。
費用的にも予算内で納まるのでおすすめであった。
早速本人たちに連絡を取り、一度ホテルに出向くように伝えた。
次の週の日曜日に何とか時間を作り本人たちがホテルとの交渉に出かけた。
打ち合わせに頻繁に通えないことを伝え、大まかな段取りをその場で決めてきた。
予定日は2か月後の日曜日の昼間ということでまとまった。
料理に関してはフランス料理のフルコースということであった。
また、新婦の衣裳に関しては衣装合わせの時間が無いということで本人たちか住んでいる街にある式を挙げるホテルの系列のブライダル衣装を取り扱う企業を紹介してもらいそこでレンタルすることに決まった。
系列企業なのでレンタル衣装が決まった段階でホテルの方に衣装を貸し出してくれるのだ。
遠くに住んでいても衣装合わせの心配がいらないというのは今回の事で初めて知ったサービスである。
また写真の前撮りに関しても、系列ホテルの方に委託することができるので問題はなかった。
身内だけなのでさほど派手な結婚式にはならないが、きちんとした段取りを踏んで当日を迎えることになるので式を挙げる側にとっては思い出深いものになるはずである。

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